🎧 Genre: japanese folklore hiphop / japanese hiphop


霞けむる宵の縁、細き影、灯を裂きて舞ふ
紡ぎ糸の端に触れた夢 聲の衣を脱ぎ棄て
縫い目透く胸の奥 微睡の音は滴る
顕夢螺嵐 あらゆめらんら
揺れやまぬ首のうた 宵を繋ぐ輪のうねり
顕夢螺嵐 あらゆめらんら
風の子午 灯の下で 幻ひとひら落つ
薄氷に灯を刺して 声なき祈り、肌を撫づ
眠りさえ夢の骸 宵の襞をゆらぎゆく
顕夢螺嵐 あらゆめらんら
月に垂る糸の影 瞳に映る遥の渦
顕夢螺嵐 あらゆめらんら
夜をほどく螺旋の詩 名もなき首を詠む
紫苑に濡れた風の筋 薄紅に焦がれ裂け
ゆらりゆらりと夢を編む 空蝉の衣ぞほどけぬ
欠ける月の縁を掬ひて 燈火に酔ふ魂よ
千の声の縒るところ 影は人か、風か、罪か
顕夢螺嵐 顕夢螺嵐
あらゆめらんら あらゆめらんら あらゆめらんら
宵を抱きて散る花に 息をかければ輪が鳴る
顕夢螺嵐 あらゆめらんら
顕夢螺嵐 あらゆめらんら
顕夢螺嵐 あらゆめらんら
あらゆめらんら あらゆめらんら
夢をほどきて夜を結ぶ ひとつの影のまま
残香ひとすじ、闇に溶く


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